障子を張替える際の障子紙の選び方

"お家の障子が剥がれていたり、汚れてはいないでしょうか？普段あまり注意することのない和室の障子も、時間が経つと汚れてしまうので、定期的に張替えが必要です。 我が家では子供ができてから障子が汚れることが増え、破れてしまう事も多々あります。 また、そういった明らかな問題がなくても、日にあたったり、湿気を吸収したりして徐々に障子が劣化し、色あせてしまうので、3年から5年を目安に張替えるのがお勧めです。 張替えの際、考えるべきポイントは障子紙の種類と、自分で張替えるのか、業者に依頼するかです。 障子紙には、高級なものでは最高級の手すき楮障子紙や、機械すき和紙の最高級であるレーヨンやビニロンなどの混抄障子紙があります。 これらは高級料亭や高級ホテルに使われ、一般的な家庭で使用されることは少ないです。 一般的に使いやすいものは、レーヨン障子紙やパルプ障子紙です。 レーヨン障子紙はしっかりした強度があり、美しい光沢をもつので、楮に近いクオリティながら、楮よりも安く、最もポピュラーな障子紙です。 また、パルプ障子紙は強度が低く、風合いも落ちますが、価格が圧倒的に安いです。 他に、障子紙にプラスチックを接着したプラスチック障子紙もあり、汚れても水拭きすることができ、強度が高く、ペットがひっかいても破れにくいので、子供やペットがいる家庭に向いています。 我が家でも、子供ができてからはこのプラスチック障子紙に変えたところ、圧倒的に破れにくく、汚してしまってもお手入れができるので、とても便利です。 子供がいる家で障子を張り替えるのは難しく、長持ちするプラスチック障子紙だからこそ綺麗に張替えたかったので、業者に依頼することにしました。 自分で張替える方が安いのは確かでしたが、手間も時間もかかってしまい、業者に頼めば綺麗に張替えてもらえて、どの障子紙にするかについても相談に乗ってもらえたので助かりました。"