襖を張替えたらお部屋が明るくなりました

"実家が築30年の頃、思い切ってリフォームをしました。 断熱材の入れ替えだけの予定でしたが、襖も張替えを依頼したのです。 居間の襖は４枚あり、穴こそ開いていませんでしたが、薄っすらシミや汚れが目立っていました。 地元の業者に依頼し、派手すぎず邪魔にならないデザインの襖に張替えしました。 張替え後、始めて見た時には襖が変わっただけで、お部屋がぱっと明るくなったようでした。 襖は面積が大きいので、お部屋の中でその存在感、与える印象もまた然りです。 襖にもサイズがあり、五ハ（ごはち）と呼ばれるのは180㎝、五七（ごしち）は170㎝、丈長は180㎝以上のものになります。 中間（ちゅうま）は、高さが90cm～150cmまでのもの、半襖（はんぶすま）は高さが60cm～90cmまでです。 更に襖の上に天袋（てんぶくろ）がついている場合もあります。天袋とは、押入れの上、天井に近い部分の小さめの収納のことです。 この部分も襖になっていることがあります。 襖の張替えは2000円?30000円くらいまで料金に差があります。 襖紙には和紙と織物があるそうです。 新鳥の子・鳥の子などと呼ばれるのが和紙です。 和紙と比べ値段が高めの織物があるためです。 織物の襖は、和紙と比べ耐久性も高く、糸を織り込んだものや、抗菌加工されたものもあります。 最近は無地から、デジタルプリントまで様々なデザインの襖があります。 実家では中間の値段の模様入りの襖に張替えましたが、賃貸で数年ごとに張替える場合は、安価な和紙のもので十分でしょう。 自宅の場合は長持ちする織物の襖が良いのかもしれません。 業者によっては、建付調整を無料でサービスしてくれるお店もあります。 ほとんどの業者は見積もりが無料なので、その際に実際の襖のサンプルを見ながら相談することになります。 実家は引手はそのままでしたが、襖紙と同時に引手も新調したい場合、引手のサンプルやカタログも見せてもらうといいでしょう。"