障子を張替えるメリットについて

障子紙が破れてから張替えれば十分だと考えている人が少なくありませんが、それは大きな間違いです。毎日そこで暮らしているとなかなか気がつきにくいものですが、障子紙が古くなると、室内がかなり暗くなってしまいます。
　新しい障子紙は、直射日光の約50％を透過させます。直射日光が照りつける下で本を読もうとしても、眩しすぎて目が疲れてしまいます。でも、障子越しの光の下でなら、目を必要以上に疲れさせることなく読書を楽しむことができます。
　しかし、長く使っているうちに障子の表面に埃や油分などが付着して、光の透過性が悪くなってしまいます。気がつかないうちに室内がかなり暗くなっているケースが多いので、業者に頼んで早めに張替えてもらうようにするのが望ましいです。
　早いサイクルで張替えを行っていれば、室内をいつも明るく保てるようになります。張替えを怠っていたばかりに、目に不必要な負担をかけてしまい、視力が低下してしまうケースがしばしばあります。そのようなことを避けるためには、最低でも1年に1回は張替えるようにしたいものです。
　障子の張替えを自分でやろうとする人もいますが、材料費が結構かかりますので、あまり節約にはなりません。おまけにキレイに張替えられないことが多いので、障子の張替えの専門業者を利用するようにした方が賢明です。