障子の張替えについて

障子は日本の家の扉や窓などに使用する建具の一種で、様々な種類があります。 光を通すように木の枠部分に和紙などを貼っているものは、明障子とも言われていて、日本の建築の美を演出する象徴的な物です。 障子の一部が硝子になっていて、開け閉めが出来る雪見障子などもあります。
適度に光を通すので、部屋が明るくなっったり硝子の戸などと組み合わせる事で断熱の効果もあり、日光などの紫外線の遮断や紙の部分が調湿効果に優れているなどが再評価されつつあります。 最近では洋室であっても、カーテンの代わりとして用いられる事もあります。
最近はスーパーやホームセンターなどに行くと、自分で障子を張替える為の様々な商品が売られていて、年末などの大掃除の時期などには、これらの張替えキットなどを使用して、自分で張替えを行う人が多くなっています。
そこで自分で張替えを行う場合の障子紙の選び方ですが、光を適度に通す商品や紙の強度の高い商品を選ぶようにします。 また自分で張替えを行う場合は、貼りやすく剥がしやすい長繊維配合率の高い商品を選ぶと上手に張替えを行えます。
最近の障子は、昔ながらの和紙の他にも強度などに優れていて、最近の主流であるレーヨン入りの商品や、プラスチックが配合された破れにくい商品、またデザイン障子紙と呼ばれる、色や模様が入った商品など様々な商品があります。 自分が気に入った障子を、自分で張替えを行ってみてはいかがですか。