笠間市と言えばお稲荷さんです

「笠間市」とは、茨城県の中部にある市です。ここは古くから日本の三大稲荷として数えられる神社の門前町として、また、城下町としても栄えて来た歴史があります。最近では、焼き物の生産地として知られ、春や秋の陶器市の際には多くの観光客が訪れます。
「笠間市」の面積はおよそ240平方km、人口は7万7000人でこれは2000年の8万2000人をピークに減少傾向にあります。ただし、ここで言う「笠間市」とは、2006年3月19日に誕生した、「新設笠間市」のことなのです。
それまでの「笠間市」と言えば、面積はおよそ130平方km、人口は3万人弱の小さな町だったのです。ところが、2006年の「平成の大合併」によって「旧笠間市」と2つの町が新設合併して、新しい市が発足したのです。
そんな「新設笠間市」の北西部は丘陵地帯、西部には山々が連なり、北西部から東南部は平たい台地になっており、中央には川が流れています。このエリアには、様々な企業の工場が沢山あることが特徴的と言えるでしょう。
「笠間市」の特産品としては、上で述べた笠間焼をはじめ、御影石、菊、栗などがあります。また、主な観光地は「旧笠間市」に点在しており、寺・神社・陣屋・美術館・公園・城址などがあります。その他、各種まつりが開催されています。