襖を張替える際に持ち込むためのポイント

家を建てて5年程度経過すると、普段から気をつけて手入れしていても部屋のあちこちに取れない汚れが着いてきます。特に一戸建ての場合和室を客間の代わりに利用したり、居間へお客様を通す際に気になる事が多いので普段からのメンテナンスが大切です。その際重要なポイントが襖になります。
襖は和室全体の表面積に対する割合が高くまた丁度目線の高さに模様が入っていることが多いために目につきやすいのです。ただし張替えを自分でするのは思いの他難しいといえます。部屋には複数の襖が有るために一枚一枚は上手に張替える事が出来たと思っても並べてみると微妙なズレを感じるのです。
その為に張替えを行うのは余程手先が器用でない限り素直に業者に依頼しましょう。ただ一人暮らしや高齢者世帯などで部屋に他人を上がらせるのが不安な場合もあります。その際には襖を持ち込んで張替えを行うのがいいでしょう。
どうしても張替えたい襖紙がある場合には、その襖紙を持ち込むことが出来るかどうか相談してみましょう。特殊な素材の用紙でなければ張替えを引き受けてくれることが多いです。場合によっては持ち込み料が発生する事もあるので、通常の張替えより若干割高になるでしょう。
襖紙を選ぶときには部屋とのバランスが大切になります。センスに自信がない方は業者に相談するのがお勧めです。この時に部屋の写真を持って行くと話がスムーズに進みます。万一ずれていた場合の対応も先に尋ねておきましょう。技術のある業者なら色良い返事が返ってくる事が多いです。