障子の張替えはご自身で可能です。

障子は日本家屋の扉や窓に用いる建具の一種です。明かりを通すように縦と横に細い桟を入れ、紙を張ったものを言います。 この紙障子紙と言われ、時間と共に劣化・破損が起こるので、定期的に張替えることが必要です。
障子紙は、特に業者等に依頼しなくても自分で張替えることが可能です。 小さい子どもやペットのいたずらに考慮し強度や耐久に優れたものや、近代の部屋に合わせて絵柄が入るなどおしゃれな障子紙も販売されています。
障子紙の張替えに際し必要なものは、障子紙、のり、カッター、定規、スポンジ、タオル、仮止めテープ、バケツ、ゴミ袋、霧吹き、はさみ、ブルーシートです。のりを使わず付属の両面テープで張り付ける場合もあります。
張替えに際し、まずは古い障子をはがします。裏側から水やぬるま湯で濡らしたタオルで濡らします。しばらくすると剥がすことができるので障子紙を剥がしたあと桟に残ったものを綺麗に取り除きます。この時戸や窓に直接水をかけるないでください。反りや曲りの原因となります。
新しい障子紙に張替えます。子どもやペットのいたずらなど、破れや劣化などが起こらなくても、通気性や、紙の健康性の持続の為に、1年に一度は張替えをすると良いでしょう。コツさえ覚えれば、案外簡単に張替えられます。