築35年の実家の古くなった襖の張替えをおこないました。

"昨年暮れ、実家の父親が他界し、高齢な母に元気を出してもらう意味でも、業者へ襖の張替えを依頼しました。現在の襖の状況は、築35年の実家で、おそらく過去に1度全面的に襖の張替えを過去におこなった記憶はありますが、その後は部分的に破損した個所を張替えした程度だったと思います。 今回、いつもお世話になっていた業者さんへお願いしようと連絡したところ、どうもその時お世話になっていた職人さんがお亡くなりになったみたいで、新たに業者を探し、数か月前に襖の全面張替えが完了しました。 今回業者へお願いする前は、特に高価なものも必要ないと考えており、自分で張替えを検討してましたが、いざ業者さんからの提案を受けてみると、張替え一つの作業、それから襖の種類など、なかなか奥深い事や、完成させるまでの手間暇について感銘するところも多く、業者さんへお願いしたことは正解だったなと思っております。 種類については、安いものから高価なもの様々で、現在実家の襖は比較的高級な上質和紙素材のものでありましたが、今回は、そんなに予算もなかったので、洋室襖(1枚/3500円程度)のものでお願いしました。和製と違い、とても部屋自体が明る様相でしたのでこちらを選びました。作業については、張替えのみをやられるのかなと思い、概ね1日ぐらいで完了と考えておりましたが、襖の開閉具合や、古く錆のついた取っ手の入替などもおこなっていただき、今思うと自分一人だとここまでは出来なかったなとおもいつつ、また張替えについては、浮かし貼りという作業をおこなっていただき、襖が乾燥させるまで2日間ほどで、全て完了いたしました。 今回プロにお願いしたことで、大変すばらし襖の張替えのみならず、取っ手のスムースな開け閉めや、新調などでもお世話になりました。次回も是非お願いしたいと思います。"