網戸の張替え時によく考えたい色の選択

"網戸と言えば黒が主流ですが、他にもグレーや白等、違ったカラーのものもあります。元々黒い網戸がついていたからといって、同じものに張替えなければいらないという決まりはありません。よって網戸を張替える際は、網目の大きさや材質以外の他カラー選びにも注目してみるといいでしょう。 黒い網戸が広く使われている理由の一つは、視界がハッキリするためです。網戸の役割といえば蚊やハエ等の虫が屋内に入ることを防ぎつつ、外の風を取り入れること。その目的はどのカラーの網戸でも果たしてくれますが、黒が1番外の様子が見やすいのです。 これは黒が光を吸収する色であるからで、太陽の光に当てられても比較的クリアに外を見ることが出来ます。黒は和式様式とどんな家にも合うことから、張替え時の選択肢として除外されにくいという点も挙げられます。 しかし黒い網戸にもデメリットがあります。それは埃や目立ちやすいということで、その点白い網戸は埃がついても目につかないメリットがあります。白は光を反射しますから、外が見えにくくなることは確かです。しかし言い換えれば外から室内も見えにくくなりますので、道路沿い等人目につきやすい場所の張替えを敢えて白い網戸にするという方法もあります。 白もいいけれど反射が気になる、家が和式だから合わない場合には、グレーがおすすめ。両方の良いところを併せ持っていますから、それぞれの欠点もさほど感じられません。網戸の張替えは劣化等が原因で依頼されることが多いですが、機能面やインテリアとして満足いっているかどうかも一緒に考えてみるといいですね。"