和室のリラックス効果を出す畳の張替えとタイミング

"和室の畳というのは本当に気持ち良くて、夏の暑い時に窓を開けて自然の風を感じながらのんびりと昼寝をしたり、畳に座ってテレビや本を読んだり、リラックスすることができます。畳に使われているイグサと呼ばれる素材は、独特の香りを発することで、リラクゼーション効果があります。また畳そのものには調湿や断熱、消臭、そして清浄の効果もあるので、寝心地が良いのも頷けます。とはいえ、そうした和室の状態をキープするためには、畳のメンテナンスが必要です。多くの場合畳は新調して10年になる前には張替えの必要が生じます。そしてイグサを張り替えることで、畳は新品同様の香りを発するようになるのです。 イグサは中国産のものが主流ですが、数が少ないながらも国産があり、丈夫で長持ち、美しい仕上がりという面でのメリットがありますが、その分費用が高くなります。畳の張替えには、表面を裏返しする方法と表替えによるもの、そして新調となります。一般的には表替えがほとんどであり、4-7年くらいで表替えによる張替えの時期がきます。新調してから10年を過ぎている場合には、張替えを依頼するときには、業者に畳の状態をチェックしてもらい、張替えでも大丈夫なのか、あるいは新調した方がよいかどうか相談できるでしょう。"