襖の張替えをしたら部屋が綺麗になった

襖を張替えたら部屋がすっかり綺麗になりました。 　我が家は築40年以上の典型的な和風住宅です。玄関から一番近い部屋から、客間、寝室と続きます。建ててから、15年は襖を張替えていませんでした。
　そのせいか、襖はあちこちがはげ、薄汚れ、取手金具もガタガタでした。せめて客間だけでも張替えたいと思い、地元の職人さんに張替えをお願いしました。結局、両部屋とも張替えてもらったのですが、結果から言えばそれがよかったです。
　分厚いカタログを渡され、その中から紙を選びました。現在は高級な和紙から和紙風味のもの、洋風のもの、実に様々な紙があり楽しく選びました。 　そして、いよいよ張替えられた襖が帰ってきました。まず驚いたのが、部屋が明るい。輝いているかと思うくらい白くて綺麗でした。
　日常では何気なく視界に入ってくる襖ですが、ここまで影響があるとは思いませんでした。そして、今までの汚い襖を「汚い」とさえ思っていなかった事が衝撃的です。しかし、それだけで話は終わりませんでした。綺麗に張替えられた襖、しかし、部屋には何か違和感がある。
　正体は襖が綺麗すぎてそこだけ浮いていることでした。気づいた日から、家族総出で部屋の掃除をはじめました。ほこりをとったり、不要な物を捨てたりと、大掃除よりも熱心にしました。その結果、部屋はスッキリと綺麗になりました。ただ襖を張替ただけですが、やって良かったです。