茨城県桜川市について

茨城県桜川市は、首都圏から約70km圏内、茨城県の中西部に位置しており、市域の面積は179.78平方キロメートルとなっています。北は栃木県の真岡市・益子町・茂木町と、東は、笠岡市・石岡市と、西は筑西市・栃木県二宮町と、南はつくば市と隣接しています。
　桜川市では、この地で採れるみかげ石を利用した石材業や、平野部の肥沃な土地を利用した農業など、地域資源を活用した地場産業がいきづいています。桜川市の北部は商業地帯であり、南部は筑波山、東部にある雨引観音は、安産子育ての神様として有名です。
　桜川市の市名の由来については、平成17年10月1日に、旧岩瀬町・真壁町・大和村の3町村が合併した時に、公募によって選ばれたものであり、3町村の中央を流れる桜川から名付けられました。「桜川」という名称が、共通のキーワードだったからです。
　桜川市の市章は、桜・筑波山・桜川を表したものです。色は、桃色・青色・水色が指定されています。2005年10月1日に、制定されました。また、桜川市の市の花は「ヤマユリ」であり、市の木は「サクラ」、市の鳥は「ウグイス」となっています。
　桜川市の「真壁の町並み」は、国の重要伝統的建築物群保存地区に指定されており、そのうちの104棟が、登録有形文化財となっています。また、市名の由来ともなった桜川のサクラは、世阿弥の謡曲「桜川」の舞台でもあります。