多数の公園がある鶴見区

鶴見区は横浜市の東部に位置する行政区で、川崎市及び東京湾に面しています。昭和2年に鶴見町が横浜市に編入されたことにより区制が施行されました。源頼朝が鶴を放ったことが「鶴見」という地名の由来だと言われていますが、別の説もあります。世帯数は横浜市で2番めに多いです。鶴見区にはJR東日本と京急の鉄道路線が複数通っているため、川崎市や東京都へのアクセスが容易です。鶴見駅の駅ビルは、屋上に庭園が設けられています。また、内陸部ではバス網が発達しているのが特徴です。鶴見区には公園が多数存在し、その一つが海芝浦駅の隣にある海芝公園です。眺めが良いことから散歩や写生などに利用されており、夜景も見どころです。渋沢金井公園にはブランコや滑り台といった遊具が設置されているため、子どもの遊び場として利用できます。樹齢300年を超える柿の木がそびえているのも特徴です。「本山」とも呼ばれる總持寺は鶴見区を代表する寺院です。行基によって開かれたと言われており、約50万平方メートルという広大な敷地を誇ります。紙本著色提婆達多像をはじめ、文化財も複数存在します。鶴見区には五十猛命と素戔嗚尊を祀る鶴見神社も鎮座しており、7月に天王祭が執り行われます。