抗菌タイプの障子の張替えにおける疑問

"抗菌タイプの障子の張替えの疑問について解説をします。まず、抗菌タイプの障子には2タイプの障子があり、張替えを可能とするもの、張替えではなく、すでにある商事の上からコーティングするの物2種類があります。まず、一番、多いタイプは、抗菌された障子紙の和紙を貼り付ける手法で利点は触媒を含んだ和紙が空気に触れると空気を浄化することが出来、病原菌を障子の和紙の向こうに通さないことです。ですが、問題としては障子の木枠は抗菌されておらず、あくまで張り付けてある和紙が空気を浄化する上で浄化できるのも限りがあることです。つまり張替えた和紙が劣化してくると浄化能力が劣ってくるので再度張替えになるのです。 一方でコーティングタイプの利点は、どんな形状の障子でもコーティングすることが可能でチタンなどを含んだ粒子を塗料の様に吹き付けるだけで菌に強い障子を生み出せるのが利点です。ただし、こちらも同様に欠点があり、欠点は、コーティングの膜が無色透明でわかりにくく、本当に綺麗にコーティングされているかの確認が難しいものがある点、インフルエンザなどのウイルスには効果を示すがその他の病原菌については効果が不明であるなど、抗菌コーティング自体がすべてのウイルスに対応しているわけではないことが問題点です。ただ、コーティングの場合は、張替えではないのでコーティングが剥がれない限り効果は永続するので張り紙タイプの抗菌和紙を使用するものと比較すると、長期にわたりウイルスを防いでくれるので、和紙張替えタイプとどちらが良い障子の抗菌法であるかは、未だ判明していないです。"