サツキと鹿沼土の鹿沼市

栃木県中部にある鹿沼市は、サツキや農業や園芸で使用される鹿沼土で知られています。 人口は約10万人で鹿沼市は、古くは山岳信仰の土地として江戸時代は宿場町として栄え、近代になって 木工業が発展しています。 鹿沼市では昭和39年には鹿沼木工団地が造成され、昭和44年には鹿沼工業団地の造成で電気やプラスチッ ク、鉄鋼などの工場が進出しています。 鹿沼市は近隣の宇都宮市のベッドタウンとして、宇都宮市へ仕事で通勤する人も多いです。 鹿沼市の名所旧跡としては、古峯神社が知られていてこの神社は修験者の休息場所だったのが後に 天狗の社として有名になっています。 また勝山上人が開いたという加蘇山神社は、五穀豊穣、家内安全、火難消除などの神社として知られてい て、最近ではNHK大河ドラマや映画のロケ地にもなっています。 鹿沼市はいちごやりんごの産地でいちご園やりんご園がありいちご狩りやりんごの試食もできま す。 鹿沼市の年間最大のイベントは、国指定重要無形文化財になっている今宮神社の例大祭の鹿沼ぶっつけ秋 祭りです。 祭りでは江戸時代から伝わる彫刻を施した屋台が、市内を練り歩き大勢の人手と熱気で盛り上がります。 そして鹿沼市の千手山公園では、1000本以上のつつじや300本の桜があり美しい風景を見せてくれます。 鹿沼市花木センターでは鹿沼さつき祭りが毎年5月に行われ、全国からさつき愛好家が集まります。